🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第25章 強い男
怖じ気づいた……
いや、違う――――断じて…違う。
僕は、ロッカーから鍵を抜き取ると…
舞われ右をして…帰宅した。
ロッカーの場所はわかった…
鍵も合っていた。
後は、僕の覚悟のみ…。
監視カメラに映る僕は――――さぞ…臆病者の…ビビりに見えただろう。
でも、今じゃない――――…
僕は…まだ…
弱虫だから――――――――…
あれから数日…
ロッカーの鍵を見つめ悶々とする日々が続く。
【復讐コンサルタント】の人も【過去を見る】男も…あれから何も言ってこない。
監視はしているくせに……
僕を野放しにして……育つのを待っている。
何が――――育っているかなんて…
誰にも分からないのに…。