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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第25章 強い男


確かに――――それは一理ある…


が、今さら…誰かに言っても……軽蔑されて終わるだけだと…分かっている。



そんなの…とっくにシミュレーション済みだ。



「少年よ――――…ここじゃ言いにくいなら…別の場所で話そう…そうだな誰にも邪魔されない場所がいいな…」


誰も言うとは言っていないのに…刑事さんはキョロキョロと辺りを見渡し…場所を探す――――…



「よし!あそこがベストだな…」


と、僕の肩を掴んだまま…歩き出した。



「あの――――…何処に?」


「ほら、あそこのホテルだ!」



刑事さんが指差す方向には……





派手な看板が目を引く…夜の休憩所……ラブホテルだった。




「――――え?」


「あそこなら、男同士入っても大丈夫だ!」



え?――――え?刑事…さん?



さっきまでシリアスな状態で向かい合っていた僕の思考が一気に爆発しそうになった!




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