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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第26章 魔法が解ける――――…


「なんで――――未來ちゃん…」



連行される…



パトカーに押し込まれる瞬間…未來ちゃんと目があった。






「くるみの件――――…聞いた…よ…」



その瞬間…



血の気がサァーと引いた。



「違うの!未來ちゃん!あれは、あれは――――…未來ちゃんを助け――――!」



最後まで言い切る前に――――私はパトカーの後部座席に押し込まれた。



戸次も別のパトカーへ押し込まれ…


ドアが閉められた。




「違うの――――違うの未來ちゃん!私は…貴方のために…貴方を救うために!私だけだよ?私だけが…未來ちゃんを理解できるんだよ?私と…未來ちゃんは…恋人岬同士なんだよ?――――嫌だ…嫌だよ…未來ちゃん!私たち…離れたらダメなんだよ…未來ちゃん…未來ちゃん!未來ちゃん!」




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