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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第26章 魔法が解ける――――…


後部座席から窓ガラスに向かって何度も彼女の名前を叫んだ!



「未來ちゃん!未來ちゃん!未來ちゃん!」



「うるさい――――!黙って乗ってろ!」


両脇にいる警察が私の言葉を遮るように怒鳴る!


男性の見た目だからか、両脇は男性の警察官が私を護衛する。




「――――うるさいのはお前だ!何故!私を捕らえる!ボスはお前たちの上に通告しているはずだ!我々のやる事に干渉しないと!」



「何度も言わせるな――――…お前らのボスの暗示はとっくに解除されてるんだよ!マジで、ここ何年かぶりのスッキリとした頭に今は生きる気力まで溢れてきてんだよ!」




――――さっきから…何を?


解除?



ボスの…暗示が――――解除?



なんで?



なんで――――…なんで!?



信じない…



信じない――――…私は……



信じない。





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