🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第27章 暗示と希望――――…
だから…
私の他に“言霊”を操れる巫女がいると知ったときは――――…嬉しかった。
しかも、あの資産家…時田 和義(ときた かずよし)の養女になりすべての資産を手にいれた――――大富豪だと言うから…驚いた。
トラブルはあっただろうが、彼女は今は幸せに暮らしているだろう。
その、彼女に――――すべてを託くそう。
私の会社の資金も資産も…会社すらも。
いずれ役に立つ――――能力者たちを集めた会社だ。
世界へと羽ばたくのなら…お金はいくらあっても足りないから。
――――うっ…ぐ…
再び…疲れが私に襲いかかる。
また…寿命が減ったらしい――――…。