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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第28章 あの日――――ガーベラと共に…


「頭が――――スッキリ…する……、マジか――――マジかよ… は?あの常連の…川島さんが?」



俺は、川島さんに「大丈夫だよ、心配しなくていいよ」と、言われたことで――――…


未來ちゃんの事を何故か「大丈夫!」と、思い込んでいた。


「マジか――――未來ちゃん!ここ…数ヶ月何してた?大丈夫だった?おれ、未來ちゃんの事を気にしつつも……“大丈夫だから、旅行中だから”って、探しもしなかった……ごめん!ごめん!」



未來ちゃんは俺の胸に顔を擦り付けながらブンブンと顔を横にふる。



「暗示にかかってた――――私は…皇輝さんのこと忘れてたし…さっきまでいた部屋が世の中で一番安全な場所だと思ってたもん!」



――――ま?世界一安全な…部屋?


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