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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第28章 あの日――――ガーベラと共に…


「未來ちゃん!どこにいたの!?今まで――――マジで何処に!?」



俺は、未來ちゃんの肩をグッと掴み問いただす!



「――――四葉ちゃんの…マンション…?の、寝室…ほとんど寝室にいた…
 夢を見るのが怖くて…寝たくないのに……暗示のせいなのか、いつも眠くてしょうがなかった……。毎回、うなされて飛び起きて――――…恐怖心の消えない状態で夢ノートを書いてた……」



未來ちゃんは俺にしがみつきながら…今までどんな生活をしていたか教えてくれた。


「変だ――――おかしい……って、頭の中で思っても、一瞬にして“いつものこと、これが普通、これがし幸せ”って、思って何も出来なかった。それでも、怖いときは――――…四葉ちゃんが……」



未來ちゃんは「ハッ!?」と、何かを思い出すと不安そうな顔で俺を見つめた……。



「わ…私――――…もしかして……」


言いにくそうにうつむき…泣きそうに体を縮める。


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