🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第4章 歌姫の秘密と救出!
――――時は流れ…
宗性が小学生に上がると…見た目の可愛さや、ハーフ独特のミステリアスな雰囲気が見るもの全ての視界を奪った。
そして、
「あんた――――女装して歌でもうたえ!」
と、叔母が苛めのつもりで宗性に女装をさせ――――…路上で無理やり歌わせたのだ。
だが、叔母の苛めとは裏腹に…
路上ライブは大盛況…動画を録っていた人がネットにその様子をアップし――――見事に拡散したのだ。
そこからは、俺たちも知っている天使の歌声を持つ歌姫の誕生である。
話終わると、彼は喉を押さえ――――…俺を見た。
「僕――――…最近…急に身長が伸びたり…声も……高い音が出せなくなったり…していて…」
「あ~…変声期が来たんだ…、声変わりだよ…男子のあるあるだ…」
俺も自分の喉を押さえ――――自分の時はいつだったけ?と…自分の変声期時代を思い出す。