🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第30章 振り出しに戻り…?
「へ、へぇ~…好みが…変わったんですねぇ……ちなみに…?」
「黒髪ロングは変わらず――――前髪は横分け長めに流す……的な――――時々髪を耳にかける仕草とか……マジで萌るっす!」
――――横流し系!?
あ――――…今の私だ…セーフ!
わざわざ変えなくていいみたい!良かったぁ~……って、事は!?私の髪型皇輝さんのタイプの髪型ってことですよね!?
やったぁ――――!
あ、ああああああ後は…彼女がいるか……とか…好きな人がいるかとか!?
聞ければ――――――――って!聞けるか!?
スッと聞けたり、スッと相手の懐に飛び込めるタイプなら――――5年間も引きこもったりしないっつ――――の!?
あぁぁぁぁぁぁぁ…
自虐ぅ――――――――――――ー!
「未來ちゃん――――さっきから大丈夫?腹へった?何か食う?」
「食わない!テンパってるんです!皇輝さんの事を意識していて!好きって思ったら――――ドキドキするし!恥ずかしいい!好みのタイプ知りたくなるし!
今は、恋人いたらど~しようとか、結婚してたらと~しようとか!ワンチャン私のこと好きになってくれないかなぁ~とか、やましいこと考えちゃう自分にイライラもしてるんです!」
緊張と動揺から、ペラペラと口から言葉が溢れだし止まらない!
止まらないぃぃぃぃ――――――――!
「つ――――か!何ですか!?その鳩が豆鉄砲食らったような顔は!イケメンなのにもったいない!」
――――ん?
あれ?