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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第4章 歌姫の秘密と救出!


「コンサートの話も――――叔母さんの独断だったのね?でも、もろもろの準備をあなたに丸投げしていた叔母さんは…コンサートをしないことも、ホテルがスポンサーになっていないことも…知らなずに――――大きい顔をしているってことね?」



LaLa(ララ)は頷くと、膝に乗せていた拳を強く握った。


「――――叔母さんは、自分の思い通りに僕を動かしていると思ってるんです。
確かに…小さい頃から苛められて…叔母さんには逆らえないって――――思ってましたから…」



確かに――――幼いときから無下にされ苛められていたら…逆らえなくなるのは分かる…。



「でも――――、僕は歌うことで…世界が広がったんです……叔母さんが僕にしていることは、良いことじゃないって分かったし…僕を助けてくれる大人もいて救われてんです!」



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