🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第31章 【最終章】兄弟――――松原家
行ってもろくなことはないと…
行かないつもりでいたが――――――――…
当日
「松原 皇輝様ですね――――お向かいに上がりました」
と、すっげぇ――――長い車が…未來ちゃんの家の前に停まり…
細マッチョの…いかにも強そうな男が俺を迎えに来た。
「え!?マジで?」
「時間はございますので――――一式持って準備の方はホテルで行いましょう」
気付けが出来ない!と、言おうとしたら先手を取られた!
出来るな……こいつ!
「いや!俺は――――この!未來ちゃんと一緒なら!行く!俺の彼女様だ!片時も離れたくねぇ~んだよ!」
「ちょっ!皇輝さん!」
俺は、未來ちゃんをグイッと抱き寄せ「招待されてない者を連れていくのはタブーだよな?」と、ダークスーツの細マッチョにニヤリと笑いかれた。
すると、ダークスーツの細マッチョは少し考えて――――…