🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第31章 【最終章】兄弟――――松原家
「いや!兄さんが選んだ人なら――――俺は文句ないよ!今日も一緒に来てくれてありがとう!
でも――――…兄の彼女…ねぇ…うらやましい…」
何を言ってるんだ?
「ごめんっす!未來ちゃん――――こんなんだったか?天輝って?」
「あ…あのぉ……私――――ここの会場の夢をみたことあります…。
もしかしたら、皇輝さん……危険な目にあうかも――――」
危険だと言うわりには…未來ちゃんは首をかしげる。
「夢でみたなら――――俺…死んじゃう未来?」
「いや――――でも、なんか違うんです…///もっと…暗くて重々しい…生け花が多かったのに…今回は生け花も華やかで…生き生きとしていて…全体的に活気に満ちていて…なんか違う気がするんです」
全体的に……違う?
意味がわからない…。
未來ちゃんは不安そうな顔というり、不思議?って顔で会場をキョロキョロと見渡す。