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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第31章 【最終章】兄弟――――松原家



「皇輝――――…なんで貴様のような乱暴者がこの会場にいるんだ…」



「招待状されたからだろ?次の当主様に――――」



親父は「はあ?」と、俺を睨みながら天輝に視線を向ける。



「私は――――お父様の件も当主の件も検討する余地があると思っている――――それは多くの門下生も思っている事だ!」


「お父様――――これは、流派会議でも了承されたことです。これを不服とし別案を出すと言うなら…ちゃんとした手続きでお願いします。
 もし、強行するなら…クーデター…内戦とし…お父様と全面的に争わなくてはなりません…
 破門も覚悟でご発言ください」



天輝は背筋を伸ばし、親父に言い放った。



「はっ、破門だと!?私を破門にできるとでも!」



「出来ますよ?俺が――――新当主様の推薦人ですから」



――――ん?新…当主の推薦人?



「へ?天輝お前が――――新しい当主じゃないのか?」



「は?何を言ってるんだい?兄さんは――――俺は、次の当主じゃないよ?」



「え!?違うの!?」



俺は、驚きのあまり大声で天輝の言葉に仰け反る!



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