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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第31章 【最終章】兄弟――――松原家


帝王ホテルのスタッフの進行で会は進み。



無事に、新しい当主が誕生した。



松原家の親戚で――――松原 隼斗(まつばら はやと)45歳が…我が家の流派を引き継ぎ…継承することとなった。


新しい、技法も生まれつつある我が家の流派に相応しい人物だと…じいちゃんが絶賛した。


そして、じいちゃんもその新しい技法を確率するために…“総華督”の役を引退し――――隼斗さんと共に実績を積み上げていく予定だと言う。


そして、布に隠されていた――――新しい技法を使った大型の生け花の披露となった。



「兄さん――――…華道の新しい世界だよ」



すると、布が外されたその生け花は……



左右非対称で――――上に前に…立体的に飛び出すような……


動き出すような――――躍動感のある…大迫力の生け花だった。




「こちらの技法――――名を“立皇技法(りっこうぎほう)”と命名いたします。
 こちらの技法は、前当主木蓮様のお孫様である松原 皇輝様の得意とする非対称立体生け花を参考にしたものでございます。
 この、技法は松原家の流派とは真逆の生け方でございますが――――木蓮様が独自に進化させここまでたどり着きました――――我々はこの技法で新たな華道の世界を切り開きたいと考えております」



俺は、自分の名前が説明時に出てきたことに疑問をもちつつも……


目の前に広がる――――迫力ある生け花の世界に吸い込まれそっだった。




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