
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第5章 宝のゴミ
「いや――――…まぁ…嫌いじゃないですけど…格別、好きって訳でもないですよ?」
そう言うと、皇輝さんの表情が少し明るくなった。
「///お、俺は――――未來ちゃん一筋なんで……浮気は絶対しませんから!」
――――はい…また、そう言うこと言う…
「あ、はい――――…」
もう、ここまでくるとセリフが決まってるんじゃないかって思ってしまう。
皇輝さん――――…他の人にもこんな風に…“好き”って…言ってるのかな?
「はぁ……私――――もう、子供じゃないのに…」
「ん?未來ちゃん…何か言った?」
私の呟きは…皇輝さんには届かなかったらしい…。
――――まっ、いいか…
