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短編 姉と弟 世界で一番身近な女

第6章 まさかの挿入


「ダメ…あ!!!…
いやん…ほんとに…あう!!」

こんなことをしてはいけないと思いつつ、
紗希は次第に思いっきり感じ始めていた。

そして…ついに大介の腰に手をやり、
もっと、もっと突いてほしいと
大介のリズムに合わせて
下から尻を振った。

「姉ちゃん、気持ちいいよ、
すっげえ気持ちいい…」

「だめ…大介…
姉ちゃんだなんて呼ばないで…
紗希と…紗希と呼んで頂戴…」

姉と呼ばれると快楽よりも、
いけないことをしているのだという
罪を恐れた。

名前を呼んでもらえることで、
決して罪が軽くなるわけではないが
罪の意識よりも快楽に浸りたかった。

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