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白い飛沫(しぶき) ~初恋物語~

第3章 里中先輩


「どほ?ぎぼち、ひいでひょ?」

チンチンを頬張りながら、 聞き取りにくい発音で僕の股間から投げかけた。
多分、「どう?気持ちいいでしょ?」と
言っているのだなとおもった。

「くっ・・・うう」

僕は返答できずにいた。

熱いマグマが噴出しそうだった。

シュコッシュコッ・・・

里中さんが咥えたまま、
頭を前後にスライドし始めた。

「あっ・・・あああっ・・!」

限界だった。
腰がカクンとなって、
僕の精液が里中さんの喉の奥目掛けて
勢いよく噴出した。

「むむ・・ううむん」

チンチンから口を離し、
両手で水を掬うようにして、
その手の中へ、
口からトロトロと僕の精液を吐き出した。

「見て、いっぱい出たね」

そう言うと、
手のひらのそれを
ピチャピチャと犬が水を飲むように舐めた。

「順也の、少し苦くておいしい・・・」

そう言って里中さんはキスしてくれた。

口の中に生臭い匂いが広がった。

脳天が痺れていた。
これが現実なのか、夢なのか
自分自身わからなくなっていた。


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