雨の降る夜は傍にいて…
第4章 台風12号MUIFA(ムイファ)
32 9年間の時間
「うん、おや…」
仰向けになったのでわたしのお腹の二つの手術痕に気が付いたようだ。
「あ…」
わたしは慌てて傷痕を手で抑える。
「どうした…」
そう訊いてきた浩司の目に慈しみの光が宿っていた…
「9年間に色々あったってことよ…」
わたしはポツリと呟いた。
「うん…
そうか、9年間だもんなぁ…
俺も色々あったしな…」
浩司もそう呟き返してくる。
そうなのだ、9年間は長い…
小学6年生が成人になる時間なのだ…
お互いに色々あるに決まっている。
「そういえば美香が、ゆりがバスケ監督も教師も辞めたって云っていたのは知っていたよ…」
美香は浩司の娘で、高校時代のわたしの教え子であり、今は現役のプロバスケットプレイヤーである。
「うん…」
わたしは頷く。
「3年前かな、父親が急死しちゃって…
わたしが事業を引き継いだの…」
「そうか…
ま、9年間だからなぁ…
色々ある、いや、あったか…」
浩司はそうポツリと呟き、再びわたしのカラダに顔を寄せてきた、いや、お腹の手術痕に近づいてきたのだ。
「あ…」
そしてお腹の手術痕に唇を寄せてくる。
「疼くんだろう…
こんな天気はヤバいんだろう?…」
ああ、浩司は分かっている…
そういえば彼の足の付け根にも昔の手術痕があった…
「うん…」
わたしは頷く。
そして、この疼きを理解してくれているようで嬉しくなっていた。
「今…
台風近づいてきてるから…、あっ…」
浩司が手術痕を舌先で舐めてきたのだ。
わたしはビクンと震えてしまう。
そして、手術痕の肉体的な疼きと、痺れが軽くなった気がした。
「あん、こ、浩司ぃ…」
そしてその舌先はそのまま股間へと降りてきて、まだ穿いているストッキングの上からアソコを舐めてきたのである。
「あぁぁぁぁ…」
わたしはそんな彼の舌の愛撫に、無意識に両脚を広げ、再び舌の快感に溺れていくのだ。
ああ、早く、挿入れて…
「うん、おや…」
仰向けになったのでわたしのお腹の二つの手術痕に気が付いたようだ。
「あ…」
わたしは慌てて傷痕を手で抑える。
「どうした…」
そう訊いてきた浩司の目に慈しみの光が宿っていた…
「9年間に色々あったってことよ…」
わたしはポツリと呟いた。
「うん…
そうか、9年間だもんなぁ…
俺も色々あったしな…」
浩司もそう呟き返してくる。
そうなのだ、9年間は長い…
小学6年生が成人になる時間なのだ…
お互いに色々あるに決まっている。
「そういえば美香が、ゆりがバスケ監督も教師も辞めたって云っていたのは知っていたよ…」
美香は浩司の娘で、高校時代のわたしの教え子であり、今は現役のプロバスケットプレイヤーである。
「うん…」
わたしは頷く。
「3年前かな、父親が急死しちゃって…
わたしが事業を引き継いだの…」
「そうか…
ま、9年間だからなぁ…
色々ある、いや、あったか…」
浩司はそうポツリと呟き、再びわたしのカラダに顔を寄せてきた、いや、お腹の手術痕に近づいてきたのだ。
「あ…」
そしてお腹の手術痕に唇を寄せてくる。
「疼くんだろう…
こんな天気はヤバいんだろう?…」
ああ、浩司は分かっている…
そういえば彼の足の付け根にも昔の手術痕があった…
「うん…」
わたしは頷く。
そして、この疼きを理解してくれているようで嬉しくなっていた。
「今…
台風近づいてきてるから…、あっ…」
浩司が手術痕を舌先で舐めてきたのだ。
わたしはビクンと震えてしまう。
そして、手術痕の肉体的な疼きと、痺れが軽くなった気がした。
「あん、こ、浩司ぃ…」
そしてその舌先はそのまま股間へと降りてきて、まだ穿いているストッキングの上からアソコを舐めてきたのである。
「あぁぁぁぁ…」
わたしはそんな彼の舌の愛撫に、無意識に両脚を広げ、再び舌の快感に溺れていくのだ。
ああ、早く、挿入れて…