雨の降る夜は傍にいて…
第5章 秋冷え…
49 コントロール
「あっ、うぅ、イク、で、射精るうっ」
浩司は愉悦の喘ぎを漏らしながら全身を強ばらせわたしの唇の中で激しくブルブルと、三度、震えながら爆発的な射精をしたのだ。
「うっ、むっ、むむむ…」
一滴も溢さないように必死に口で受け止める。
「はぁぁ、ふうぅ…」
彼は喜悦のため息を漏らし、ぐったりと横たわった。
「うん、んん…」
そしてわたしは彼の熱い想いの証を吸い尽くすかの様に搾り取ったのだ。
「ふうぅ…」
彼は再びそんな感嘆のため息を漏らしながら、わたしの顔を覗き込んでくる。
そして、ありがとう、と、目で伝えてきた。
すると、脳裏に以前、彼が云っていた言葉が浮かんできたのだ。
アイツは口で受けてはくれないんだよ…と。
アイツ…
つまり、奥様のことである…
そして、脳裏に奥様の顔が、声が、浮かび上がってきて、再びわたしの心をジリジリと焦らせてくるのだ。
わたしは愛しい男のモノは嬉々として受け入れる…
そしてこれはある意味、対抗心といえる禁断の想いでもあった。
心が再び、ヒリヒリと昂ぶってくる…
「昨夜はごめんなさい…」
わたしは呟いた。
「えっ、いや、それより…大丈夫なのか…」
浩司は、昨夜のわたしの激し過ぎる淫れは、奥様と娘との会食に心を乱れさせてしまったせいだと思っていたのである。
本当は違うの…
でも、決して本当の意味だけは伝えられない。
「うん、ごめん、大丈夫だから」
「そうか、なら、いいけどさ…」
「心配してくれてありがとう、でも、もう大丈夫だから…」
そう、もう大丈夫なのだ…
これからは、この禁断の刺激を上手くコントロールしていくから…
いや、コントロールしていかなくてはならないから…
禁断の甘い蜜をもう知ってしまったのだから…
「もう…あれだ…」
奥様と会うな、と、云いたいのであろうが、浩司も現実の流れは理解しているのだ。
かわいい一人娘の美香ちゃんのバスケットが上手く上達し、注目されればされる程に、この県でのバスケット関係の中心的立場にいるわたしとの関係は、今後ますます深く関わっていく事になっていく…
と、いう現実の流れを。
そしてこの流れはもはや避けられない現実である…
と、いう事も、理解をしているのであった。
「あっ、うぅ、イク、で、射精るうっ」
浩司は愉悦の喘ぎを漏らしながら全身を強ばらせわたしの唇の中で激しくブルブルと、三度、震えながら爆発的な射精をしたのだ。
「うっ、むっ、むむむ…」
一滴も溢さないように必死に口で受け止める。
「はぁぁ、ふうぅ…」
彼は喜悦のため息を漏らし、ぐったりと横たわった。
「うん、んん…」
そしてわたしは彼の熱い想いの証を吸い尽くすかの様に搾り取ったのだ。
「ふうぅ…」
彼は再びそんな感嘆のため息を漏らしながら、わたしの顔を覗き込んでくる。
そして、ありがとう、と、目で伝えてきた。
すると、脳裏に以前、彼が云っていた言葉が浮かんできたのだ。
アイツは口で受けてはくれないんだよ…と。
アイツ…
つまり、奥様のことである…
そして、脳裏に奥様の顔が、声が、浮かび上がってきて、再びわたしの心をジリジリと焦らせてくるのだ。
わたしは愛しい男のモノは嬉々として受け入れる…
そしてこれはある意味、対抗心といえる禁断の想いでもあった。
心が再び、ヒリヒリと昂ぶってくる…
「昨夜はごめんなさい…」
わたしは呟いた。
「えっ、いや、それより…大丈夫なのか…」
浩司は、昨夜のわたしの激し過ぎる淫れは、奥様と娘との会食に心を乱れさせてしまったせいだと思っていたのである。
本当は違うの…
でも、決して本当の意味だけは伝えられない。
「うん、ごめん、大丈夫だから」
「そうか、なら、いいけどさ…」
「心配してくれてありがとう、でも、もう大丈夫だから…」
そう、もう大丈夫なのだ…
これからは、この禁断の刺激を上手くコントロールしていくから…
いや、コントロールしていかなくてはならないから…
禁断の甘い蜜をもう知ってしまったのだから…
「もう…あれだ…」
奥様と会うな、と、云いたいのであろうが、浩司も現実の流れは理解しているのだ。
かわいい一人娘の美香ちゃんのバスケットが上手く上達し、注目されればされる程に、この県でのバスケット関係の中心的立場にいるわたしとの関係は、今後ますます深く関わっていく事になっていく…
と、いう現実の流れを。
そしてこの流れはもはや避けられない現実である…
と、いう事も、理解をしているのであった。