テキストサイズ

雨の降る夜は傍にいて…

第2章 春雷

 39 フェラチオ

 ゴロゴロゴロゴロ…

 春雷が、またゆっくりと遠退いていく…

「あっ、んっ…」

 俺のカラダに、いや、チンポに生暖かい電流が走ったのだ。

「うっ、あ、ゆ、ゆり姉ちゃん…そ、そんな…」
 
 なんとゆり姉ちゃんは口吻をしてきて、そしてスッと唇を離したと思ったら

 いきなりチンポを咥えてきたのだ…

「あっ、ううっ…」

 生暖かいゆり姉ちゃんの唇が、舌先が、俺のチンポに、亀頭に絡みつき、そして蕩かしてしまうかのようにしゃぶってきたのである。

 ああ、ヤバい、蕩けて無くなっちゃいそうだぁ…

 ゆり姉ちゃんによるフェラチオの、あまりの快感に、チンポが蕩けて無くなってしまうような快感を感じていた。

「ゆ、ゆり姉ちゃん…」

「いいよ、出して…」

 ズキズキと昂ぶり、ジンジンと射精感が瞬く間に湧いてきていたのだ。

「え、あ、そんなぁ…」

「いいのよ、最初に一度出しちゃおう…」
 ゆり姉ちゃんはしゃぶりながらそう囁いてきたのだ。

「その方が、挿入れた時に長持ちするから…」
 そんな甘い、嬉しい言葉を囁いてくれる。

 ジュボ、ジュルッ、ジュボ、ジュルッ…

「あ、あぁぁ…」

 ヤバい、出ちゃう…

 フェラチオって…

 こんなに気持ちいいのか…

 ジュボ、ジュルッ、ジュボ、ジュルッ…

 すると一気に射精感がせり上がり、亀頭が蕩けそうに痺れ、疼いてくる。

 もう、とても、我慢などできなかった…

 いや、チンポ自体が独立した生き物の様に震え、蕩けてきたのである。
 まるで塩を振りかけられた、ナメクジね如くに、溶けてなくなってしまうのではないのか…
 と、いうくらいの感覚になったのである。

「あっ、で、出るっ…」
 チンポが勝手にビクンビクンと震え、蕩け、射精をする。


「あっ、っくうぅっ、ゆり姉ちゃんっ…」
 俺は下半身を突っ張らせ、腰をのけ反らせ、射精の絶頂感に震えていく。

「あぁぁ…」
 ビクン、ビクン、ビクンっとチンポが震えながら、熱い、7年間の想いを吐き出していくのだ。


「う、むむぅぅ…」 
 ゆり姉ちゃんは最後の一滴までも残さず絞り取ろうと、根元をギュッと握り、扱き上げてくる。


 あぁぁ、ゆり姉ちゃん…

 たまらない快感であった。








ストーリーメニュー

TOPTOPへ