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禁断の夏合宿

第9章 明日香と尚子


尚子は内心ドキドキしていた。

確かに彼氏がいて
すでに二年近くお付き合いをしていて
何度もセックスをしているので
男を知っていると言えば知っているのだが、
濃厚なセックスをしているかと言えば
どちらかと言えば淡白なセックスばかりしていた。

彼氏とのセックスは
もっぱら彼氏の部屋ですることが多かった。

両親が共働きで
一人っ子の彼氏だったので
誰もいない家で恥ずかしげもなく声を上げる事ができるはずだったが、
大きな喘ぎ声を彼氏は嫌った。

「声を漏らさないように
苦悶に耐える表情が好きなんだよ
そういうおしとやかな女が最高だ」

そう。
彼氏は大和撫子のように
淫乱でなくセックスすることを恥ずかしがる女を好んでいた。

もとより、彼氏も
セックスにはそんなに強くなく
挿入して数回だけ腰を振るだけで射精するので
尚子は喘ぐ時間もなかったのだが…


『今夜は吉本先生に抱いてもらって
思いっきり喘いじゃおうっと…』

乱れまくった自分がどれぐらい淫乱になるのか…
そんな新たな自分に期待していた。

四つん這いの尻に吉本の顔が近づいてくる。
おま○こに当たる吉本の吐息で
超至近距離に顔があるのがわかった。

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