禁断の夏合宿
第6章 リンチを乗り越えて
「先生、ごめんなさい…
私との事がバレちゃったために…」
「いや、違う。俺が悪いんだ…
教師と教え子という立場なのに
育美を愛してしまったのだから」
育美を抱きしめながら、
心がバラバラになった水泳部を
いかにまとめるべきか思案した。
そんな心の声に呼応するかのごとく
プールサイドから
陽子が二人を罵倒しはじめた。
「なに二人でラブラブしてんのよ!!
これで終わりと
思ってるんじゃないでしょうね!」
見上げると
腰に手をあて仁王立ちして
部員たちがプールサイドから
二人を見下ろしていた。
「もういいかげんにしろ!
お前たちが望むとおりに
俺は身体を玩具として
お前たちに差し出した。
合宿を始めたときのように、
みんな心を一つにして練習に打ち込むんだ!」
「心を一つにですって?
みんな心は一つよ、
たった一人を除いてね」
井上佳奈が罵った。
抱いてあげたときの
可愛い顔はそこにはなかった。
鬼の形相の悪女が吉本を睨みつけていた。
「心を一つにするには
先生がキャプテンにしてくれたことを
全員にしてほしいわ!」
水中で吉本のペニスを
しゃぶった木内翔子が言った。
男のモノを口にして
すっかり淫乱モードに突入してしまったのだ。
その木内の意見に全員が妙案だと頷いた。
「さあ、先生!
みんなを気持ちよくさせてよ
まだ大丈夫なんでしょ!」
樋口陽子がそう言って
全員を促して
プールサイドに四つん這いになって
尻をたかく掲げた。
「ほんとだな!全員とSEXすれば、
またみんな仲良く結束してくれるんだな」
大丈夫?という眼差しを吉本に注ぐ育美に
『大丈夫だから』と目で制して
四つん這いの尻の大群に近づいた。