無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

そういえば、前の生理はいつだった？

「どうせ駄目ならそうする」

薄ぼんやりとしたわたしのいまの頭では深く考えられない。

性懲りもなく硬度と質量を増した肉の棒がゴリッて中を抉り、その存在を主張してくる。
彼の腕を手で抑え、思わず細く声をあげた。

「だって美優、おれのことかなり好きだよね？ 表情も体もそう言ってる。 ていうか、そんなに締め付けたら出るよ」

ウザさや怖さを通り越してそれはDVに値するのでは。

「絶対やだよ。 そ、そんな調子で他の人にも脅したの？」

「……なにそれ？ いちいちこんなんしてたらおれ、今ごろそこら中に子ども作ってる。 美優みたいに面倒臭いの初めてだ」

繋がったまんまで、わたしの片脚をすくい腰をあげた彼が奥を小突いた。
空に浮いた足先がくの字に揺れる。

「あ、やっ…！ やめっ！」

一定のリズムを刻んで出入りを続ける動きは男性が登りつめようとする独特なもの。
腰を捻ってやわらげようと努力はするけど、余分に内部をかき回されるだけだった。

「 ……ダメ……んっンっ！ あうっ」

彼の腕に挟まれた胸や乳首が行き場を失い、潰れて擦り付けられる。
肉棒の先端が膨張し、絶え間なく膣道をひっかく抵抗が強くなったのを感じた。
乾かない水音はわたしのものなのか、もしかして彼のも出てるのか。
ぶちゅぶちゅ卑猥な音を鳴らして秘裂を穿つ。

そう思うと────自分の体内でそれらが混ざってるのを想像すると、信じがたいことに、意思に反してどうしようもなく昂る自分がいた。

「美優……好きだよ」

熱っぽく囁かれる言葉。
あからさまに彼のかたちを思わせる男性器に抉られて、脳と体を焼かれる。