無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

充分に解された膣内にたて続けにぶつけられ、息をつく間もなかった。

「あっあ…はぁ…っ！ ん…やあっ、ん！」

それに抵抗するどころか、自分から漏れ出る声はただの甘えを含んだ嬌声で。

「ツンデレとむっつりスケベの合わせ技って、お約束なのかな。 腰動いてるよ。 生のチンポ嬉しいんでしょ」

そんな卑猥な煽りにも膣奥が反応して彼の先に媚びて絡みつく。
先ほどまで支えられていた体はいまは膝裏に手をあて揺さぶられていた。

なにも考えられず呑まれそうになる。

「んくっ…う…っ…」

それを唇を引き結んで声を堪えていた。

行き場のなくなった快感が、突き上げる抽挿によって穿たれるたび体の芯をも突き抜けていく。

ふ、と倉沢さんがわたしの膝から手を外し、ペースを緩めた。
その代わりに優しく奥をこねるように動いて、わたしの耳や頬に口付けを落とす。
それが止んでおののく自分の全身を抱きしめられる。

そうされると全てが性感帯になったみたいな気がした。

わたしはどうしたいんだろう？
わたしはどうしちゃったんだろう？

幾度かそんな問いが脳裏に浮かんでは、抗いがたい情動に押されて、弾けるように消えていく。

「あ、ああ…っ…」

「これも好きだよね…？」

全身が蕩けそうに気持ちいい。
後ろで自分を包み込んでる倉沢さんの温かさも。
彼に合わせるように動き、声を堪えるためにわたしの足先がきゅっと丸まった。