無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

訴えるも、仲正さんはまったく動じる気配がない。
言葉も動きも次々と制される。
前は、こんなのじゃなかった。

前開きで羽織っていた寝間着のボタンが外されていく。
まるでじわじわ追い詰められていくようだ。

肩や胸、お腹の素肌が、お互いと合わさる面積が増えていく。
仲正さんの肌はその手と同じに、やはり冷たかった。
固く厚い胸板が私の胸を潰し、やすりをかけられたみたいな感触がした。

「……んあっ」

半ば無理矢理と、ショーツの脇から伸びてきた指が肌に当たる。

「や…めて……ああ、触らないで···っ！」

ちゅく···と音をさせ、割れた部分に潜り込み、私の膣口を軽くノックしている。

敏感なところを捕らえられ、うまく身動きが出来なくなった。

「強請ってるのはお前だろう。 指が勝手に吸い込まれる······純潔のしるしはこれだな」

ヌルリと入り込んできた硬い指に中を撫でられ、ぞわぞわする感覚に口をきけないでいるとさらに奥へと進んでくる。

数度往復を繰り返し、また進む。

「い、いや…いやっ」

その先がぐっとなにかを押して、思わず体が上へとずり上がった。

「あ、あっ···うっ···！」

「······奥までよく締まる。 肉襞も複雑に絡んで、何とも具合の良さげな蜜壷だ」

内側のそこら中をまさぐられ、曲げた関節や指先から、湿りでグチグチ音が鳴った。

「……っ」

やがて安住の地を見付けたようにとどまった指先が、コツ、コツと優しく底を叩き続ける。
長い指をみっちり挟んだ膣全体に細かく振動を送ってこられ、抗いがたい衝動を運んでくる。