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窓の向こう側の少女

第4章 覗いて居た少女に声をかけて

一昨日、健二の言ったことが現実になってしまうのか、ただの冗談だったのか分からず、確かめようにも自分から聞くと、早くしたいと思われてしまうのも恥ずかしいので、聞けずにいて、通勤電車の中でも男性が気になってしまい、この人だったらどんな顔をして襲うんだろう…、こっちの人は激しいのかな?と、勝手に妄想して顔を赤くしながらモジモジしてしまっていました。

帰宅して、玄関のカギを開けると携帯が鳴り、携帯を見ると萌華からで

「おかえりなさい。いつ連絡して良いか分からなかったから、帰りを待っていたの。ストーカーじゃないですよ。」

「萌華ちゃんみたいな可愛いストーカーさんなら歓迎よ。」

「この間のマンガどうでしたか?」

「とても面白かったわ♡でもね、健二にこう言う事してみたいんでしょって言われて、スル事になっちゃいそう…。」

「良いじゃないですか!是非私もご一緒したいです‼︎」

「えッッ‼︎萌華ちゃんもしちゃうの??」

「違います…!私は出来ないです…観てます。」

「萌華ちゃんもしかして、処女?」

「処女じゃないですが…まだ1人しか経験ないです。」

「どぉだった?」

「一年付き合いましたが、こんなもんかなぁ~って感じでした。」

「じゃ逝った事はないんだ。」

「自分でしている方が全然良かったです。」

「付き合っていた子若いんでしょう?それなりの歳の人は上手よ。減るもんじゃ無いし、一緒にしょう…お願い!」

既読になっていましたが、しばらく返信が無く、ちょっと強引に誘い過ぎたかと思っていると

「その場の雰囲気で決めても良いですか?」

「うん♡萌華ちゃんもしてくれるかもって思えるだけでも、少し怖く無くなったわ。」

「美香さんっていい大学出てましたょね?」

「まぁそれなりには、どうして?」

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