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いつかの君に感謝を

第2章 悪夢と葛藤



舞の方へ目を向けると少し手が動いた。舞の顔を見てみると目が少し開いていた




玲央「おはよ。目は覚めた?」




舞は俺から目線を逸らした




今の舞の心情は「最悪」とかかな…笑




とりあえずサチュレーションも問題ないし、呼吸も安定しているから人工呼吸器外すか




そして人工呼吸器の管を抜いた





舞は咳き込んで少し涙目になって焦って呼吸が全然てきていなかった




玲央「深呼吸」




俺は片方の腕で舞の背中を支え、片方の手で舞の方をゆっくりと一定のリズムでポンポンとし、呼吸を落ち着かせた




しばらくすると舞は落ち着いた




舞「ゴホッ…ありケホッ…がとケホケホッ」




いつも睨んだり無視したりしてくるくせにちゃんとお礼は言う所ギャップがあるよな笑





玲央「大丈夫?もう苦しくない?」





舞はいつものように俺を無視した





やっぱり前言撤回だ…苦笑


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