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いつかの君に感謝を

第2章 悪夢と葛藤



俺は今から舞になんで発作が起きたのか事情聴取をしなければならない




玲央「今少し話せる?発作起きた時のこと事情聴取するよ。なんで発作起きたと舞は思う?」



舞は俺と反対の方向を向いて無視をした



予想通りの反応だ…苦笑



舞は普段からほとんど話してくれないから当然だろう




それに話してくれないことは初めからわかっていた。だから俺は奥様の方に話を聴取済みだ




俺が分かってて、なお舞に話を聞くことには理由がある






舞自身が自分のことを自分の口で話せるようにならないといけないからだ。





医者と患者には信頼関係が1番大切だと俺は思う。





患者に信用されて医者はやっと患者自身のことを知ることができる。それは俺が医者として働いてきて身に染みて理解したことだ。


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