いつかの君に感謝を
第2章 悪夢と葛藤
顔を俺と反対方向に向ける舞を俺は見つめていた
ずっと無視されてたら俺だって少しはやり返したいと思う
だから少し意地悪をしてみた
玲央「何も答えてくれないってことは覚えてないのかな。脳に異常があるかもしれない。脳の検査を追加しないといけないかな」
俺は少し意地悪そうに呟いた
舞はそれでも黙って無視をしていた
ここはもうちょっといじめようかな笑
俺は病院内のスマホを取り出しわざと声を出しながらスマホを操作した
玲央「えっと脳神経外科の先生は誰だったかな〜」
俺がわざとらしくスマホを触っていると舞はこちらを向いて冷たく一言呟いた
舞「覚えてる」