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いつかの君に感謝を

第2章 悪夢と葛藤



玲央「落ち着いたかな。苦しくない?大丈夫?」



私は黙って顔を背けた



玲央「まいちゃん?今から事情聴取してもいいかな?まず倒れた時のこと覚えてる?」



ここの病院の人とは産まれた時からお世話になってい、周りの大人が小さい頃からまいちゃんと呼んでいる。だからこの先生もまいちゃんと平然と呼ぶようになった。



この呼び名恥ずかしいからやめてと昔言ったら
「じゃ〜まいが良かったかな?」とか言い始めてもっとやめて欲しかった




「堀北さんでいい」と言ったら距離感があるから嫌とか言い始めるし、患者さんとは信頼関係が大切とか言ってたけど私はもう誰も信用しないし期待もしない





だから結局まいちゃんになった




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