無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「よく頑張ったな〜、ごめんな痛い思いさせて。でももう大丈夫だからね、目隠しはまだしておく？」


舞は玲央の言葉など頭に入らず、強烈な痛みにただ涙を流し、放心状態になっていた。


玲央は舞の上半身に大きめのタオルをかけ、舞の目隠しは取らずにただ麻酔が効くまで優しく舞の頭を撫でていた


しばらく時間が経ち、玲央は舞の麻酔をした部分を触って痛くないかちゃんと麻酔が効いているかを確認した


「舞？今から麻酔が効いたか確認するから先生に正直に教えてね、タオルまくるよ」

まず玲央は腫れが小さい部分を押した

「ここ痛い？大丈夫？」

舞は苦痛の表情を浮べることも頷くこともなかった

「舞、ちゃんと先生に教えて。舞がちゃんと教えてくれないとせっかく今頑張ったのに次の処置でまた痛い思いさせないといけなくなるからさ。ここ大丈夫？」

玲央はもう一度同じ場所を押した。

舞は先程の痛みに懲りたのか小さくうんと頷いた。そして腫れている中心部分を触っても痛くないと舞が教えてくれた


「とりあえず麻酔はちゃんと効いてるみたいだから次の処置に進むよ、次は舞の心臓に溜まってる血液を抜いて少しお薬を入れたら終わり。麻酔が効いてるから痛くないから大丈夫だよ」


そして玲央は注射器で心臓に溜まっている血液を抜いた。エコーでちゃんと全部抜けているかを確認し、注射器で薬を入れた。そして注射した場所に絆創膏を貼った


「よし終わり、よく頑張りました。固定も外してあげるからね、目隠しとるよ」


玲央は拘束ベルトを外して舞の目隠しもとってあげた。舞の目は赤く腫れ上がってい、たくさん泣いたことがひと目でわかった

玲央は舞の目線に合わせて頭を撫でながら言った

「よく頑張った！もう大丈夫だからな。先生片付けをするからその間に着替えてね。着替えは舞の隣に置いておくから」


そして玲央は片付けをした。舞はしばらく放心状態だったが、自分が上半身裸ということに気がつき急いで着替えた