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いつかの君に感謝を

第2章 悪夢と葛藤

母に聞いているならわざわざ私に聞く必要はなかったでしょ



玲央「それはそうと、舞さん?先生との約束破ったよね?しかも2つも同時に破るとか本当にありえない」




始まった。運ばれて目が覚めた時から説教されそうな気が薄々していた。




玲央「でも舞さんの大好きなお仕置きはちゃんと準備してあるから楽しみにしててね~。まだ疲れてると思うからゆっくり休んで。ちなみに熱がある程度下がるまではここ(ICU)にいてね」




そう言って先生はどこかへと行ってしまった




ていうかお仕置き好きな人いないに決まっている。先生は私をからかったり、怒ったりする時はちゃんではなく舞さんと呼んでくる。




ある程度熱が下がるまでって私今結構熱があるってことか。




はぁ……お仕置きの内容がもうだいたい予想がついた




前川「ご気分は大丈夫でしょうかお嬢様」




この声は前川か。先生と背を向けていたため前川がいることに気づかなかった




舞「前川?大丈夫。」




人工呼吸器のせいか熱のせいかよく分からないけど話すと喉が痛くて声がかすれた





前川「喉を痛めてなさいますね。私の事は気にせずお休みになってください。」

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