いつかの君に感謝を
第2章 悪夢と葛藤
前川はいつも私が入院するといつもそばにいてくれる。そして、家の方はメイド達に任せている。
舞「ありがと。前川ここあんまり来なくてもいいよ
ここ電子音うるさいでしょ?それに芽衣。あの子寂しがり屋だから私の所にずっと前川がいたら気に入らないはず。」
私の妹である芽衣は独占欲の塊。私とは反対の性格
前川「御心配して頂きありがとうございます。芽衣様のことはメイド達に任せております。
ですがこの事をきっかけにまた舞様が芽衣様の心無い言葉によって心を怪我されるのはなりませんね
私は舞様が眠られたら家に帰ります。
奥様と旦那様にも目覚めたことの報告もしなければならないですし。それと先程まで奥様と旦那様いらっしゃっていましたよ」
前川だけが私が芽衣に昔から心無い言葉を言われているのを知っている。
そして前川は私のことを庇って芽衣を叱ってくれている。
しかし、前川も全て知っているわけではない。
前川が知っているのは極一部だと思う