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My life

第21章 次の治療

ピピッ

直腸体温計が鳴り、湊はそーっと体温計を抜いた。体温計に表示された温度を見ると37.7とあった。直腸の体温は37.3~5の間だから平均より少し高いくらいかな


「37.7か。大丈夫そうだね。次は指入れて中診ていくからね〜。さっきみたいに深呼吸頑張るよ。ごめんね〜」

湊は美桜に声をかけながらまず1番細い小指を第2関節まで挿入した。


美桜「いやッ!痛いッ!やめて!やだッ」

美桜は強い痛みから体をビクッとさせ動こうとしたが悠斗に抑えられ動くことが出来なかった。美桜は涙目になりながら湊に訴えた。



けっこう筋肉が固まってるな…これは痛いな。
小指でこの痛さなら今からの診察は辛いな。少し筋肉を解してあげないとだめだな


「みお〜しばらくうんちしてなかったからちょっとお尻の筋肉が固まってて痛いね。少しほぐすからちょっとだけ頑張ろうね〜」


湊は痛くて嫌がることを承知で挿入する指を人差し指に変え入口付近から指の届く範囲奥までくまなく筋肉をマッサージし解した



「いやヒクッ、あ"ぅッ痛い…やだッ痛いヒクッうっ泣」

美桜は痛みから全身に力を入れて唸り声を上げて泣き始めた。



「痛いね。ごめんね〜。体に力入ってるからふぅーってしようね。あともう少しだよ〜、頑張れ〜」

湊は申し訳なさそうに声をかけた。




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