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My life

第21章 次の治療

そろそろ大丈夫かな

「解れてきたから奥を診ていくよ〜、ごめんね〜」


湊は中指をできるだけ奥まで挿入した


「いッ痛い!やだぁグスッ、先生ヒクッ終わり泣」
美桜は痛みと湊がお尻の中を指で上下左右くまなく診察する不快感から涙が溢れ出ていた


「痛いね〜ごめんね。もう少しだけ診るよ〜」


湊は炎症が治っているかどうか上下左右くまなく指を動かしながら診察を続けた。


おうとつはこの辺にはないから大丈夫だな。奥は肛門鏡を使わないと分からないな


湊は指を抜いてすぐに肛門鏡を入れた


「これで最後だからね〜ごめんね〜」湊は申し訳なさそうに美桜に声をかけた。


「もういやぁ〜ヒクッやだグス、」
美桜はぐたっとしてもう嫌だと泣きながら訴えたが、この訴えが通じることは無かった。



悠斗も湊も美桜が限界が近いことはわかっていた。


「最後だってよ!頑張れ」悠斗は美桜を抱きしめる力を強くした。



そして湊は肛門鏡を挿入した。


やっぱりまだ少ししかほぐれていなくて入りずらいな。


「んッーー!やだぁグス痛い〜ヒクッもういやぁ〜ヒクッ泣」
美桜は太いものが奥まで入ってき、まだ十分にほぐれていない部分に肛門鏡が当たる痛みに悠斗に抱きつき必死に耐えていた。


「もう終わるからね、ごめんね〜」
湊は美桜に声をかけると奥を診進めた


腸内も綺麗になってるな。治療は順調で一安心できるかな


「終わったよ〜!頑張りました!偉かったね〜」
湊は肛門鏡を抜きお尻を拭いて下着を戻し、美桜の頭を優しく撫でた。



「グスッヒクッ…ヒクッうっ…ヒクッ泣」
美桜は嗚咽を漏らしながら悠斗にしがみつき涙を流した


「大丈夫大丈夫!頑張ったね」
悠斗は立って美桜を抱き上げ、美桜が落ち着くように慰めた



「よく頑張りました〜、みお〜先生もうそろそろ外来が始まっちゃうから行くね〜、またあとでね〜」


湊は悠斗に抱かれて泣いている美桜の頭を撫でて部屋を出た。


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