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My life

第26章 治療の後……

しばらく樹は美桜の隣に座り、背中を優しく撫でてあげていた


「そろそろ戻ろっか?歩ける?」



「…………大丈夫」


美桜は1人で立とうとしたがふらついてしまった


「おっと、危なかった〜、先生抱っこしようか?」

美桜は首を横に振って答えた

「………大丈夫…1人で歩ける」


美桜ちょっとだけムキになってるな〜


ここは刺激せずに隣を歩いてあげようかな


美桜は手すりを使って歩いて小児科の病棟まで入った



美桜の部屋まであともう少しだがとても息が荒れてい、すごく疲れている


「大丈夫?先生いつでも抱っこするよ?」


「ハァ……だ、だいじょうぶ…ハァ」



樹は辛そうな美桜に声をかけたが断られた。辛そうだけどここは美桜に任せないと後々困るから今は美桜の思う通りにさせよう



しばらく歩くと小児科の看護師の隼人にあった。ここはもう山田くんに任せようかな。多分みおもその方がいいと思うし


「みお、お疲れ様、大丈夫?」



隼人は美桜の疲れてぐったりしていることに気づき声をかけた


「山田くんお疲れ様〜ごめんだけど美桜のことお願い出来る?」


「全然大丈夫ですよ」


「ありがとう〜。みおまた明日ね〜、今日から寝る前と起きた後、日中4時間おきに1回の排尿をする予定だから今日は蒼が夜来ると思う。とりあえずみおの排尿管理はこっちに任せて〜

詳しい治療内容はあとで伝えに行くって湊や悠斗に伝えていてくれる?」


「わかりました、ありがとうございます」



樹は隼人にみおを渡し医局へ戻った

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