My life
第26章 治療の後……
「今回の美桜の治療内容はとてもハード、そして美桜に辛い思いをさせるのは俺たちで十分。
湊達にはみおにとって安心と心休まる存在でいて欲しいんだよね笑
みおの治療されてる時のあの姿を見てとても心が苦しくなるんだよな……
俺はみおが赤ちゃんの時からずっと担当だから大丈夫だけど」
樹の目はとても切なさそうだった
「ごめんな、嫌な役割させて」と湊が申し訳なさそうに言った。
「それが俺の仕事だから大丈夫〜!」
樹は申し訳なさそうな湊に対して笑顔で返した
「俺たちで美桜を支えるから樹に美桜の治療のことを全部任せる、だからみおのことは気にせず治療に専念してほしい。
お願いだけど多分みおは1人で治療に行けないと思うからみおが頑張れるためにこっちから誰か一緒に行くと思うが大丈夫か?」
悠斗は真剣な目をして樹に向かって言った
「そう言ってくれて嬉しいよ。ありがとう〜!全然大丈夫!その方が俺としてもありがたい」
「このことはとりあえず解決?ではないけど置いといて、お尻の方はどう?」
湊が樹に聞き話が変わった
「今日ゴムの突起がついたグローブで入口付近を5分刺激しただけで少しほぐれたから排尿の治療の後5分頑張れば肛門の調節はできるようになると思う!」
樹は少し明るい顔をして言った
「そっちは順調に行きそうだな!」
湊も顔が少し明るくなった
「そうだな!とりあえず今日の寝る前は排尿刺激して治療自体は明日の朝9時から始めようと思ってるからみおにもそう伝えて〜消灯前にもう1回来るからまたあとで〜」
「ありがとう〜またあとで〜」と湊が応えると樹は応接室から出た
そして樹は美桜に手を振って部屋を出た