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美桜side


樹先生が部屋に来た。湊先生もお父さんも樹先生もみんな部屋の奥にある応接室に入って行った。


絶対私の治療内容話してるだろうな。



はぁぁ……。。。



もうあんなのされたくない。でもしないとダメなのはわかってる……。


樹先生には小さい時からされてるから良いってわけじゃないけど、ほかの先生よりはマシだけど……



……マシだけどって感じ。。


お母さんに相談しようかな。でもお母さんに相談して大丈夫かな？


お母さんならこういう時病院から抜け出してそうだし…


でも一応看護師だから大丈夫か…な…？



美桜が考え事をしている間に湊が机の上においた夜ご飯を美優が持ってきた。


｢考え事してるの〜？お母さんが聞こっか？｣


美優は美桜の目を見て優しく微笑んで聞いた


｢ん〜今は大丈夫かな｣


｢話したくなったらいつでも相談乗るからね〜
湊先生が夜ご飯持ってきてくれたから食べよっか｣



｢うん……｣


そう言って美優は美桜にご飯を食べさせた。


｢美桜が好きなりんごがあるよ〜｣


｢りんごがいい｣


｢みおは相変わらずりんごが好きだね〜｣


｢うん、りんごは甘くて美味しい｣


｢じゃ〜みおが沢山食べれるようにりんご持ってくるね〜｣


｢ぅん……ありがとう｣


どうしようかな……


今話そう