テキストサイズ

My life

第26章 治療の後……


お礼まで言えるようになって美桜は本当に成長したな〜、あの泣いてばかりだった美桜が懐かしい笑


「もぉ…子ども扱いしないで……」


美桜は照れくさそうに少し顔を紅くしながら言った。湊は美桜の頭をワシャワシャと撫でた


「ごめんごめん笑、さっきまで5歳の子相手にしてたからさ笑」

湊がニコッとした笑顔で笑いながら言った。美桜は5歳の子と聞いて少し寂しそうな顔をした


「ふ〜ん……はるくんとゆあちゃんに会いたいな」


美桜は納得してなさそうに返事してぽつりと呟いた。


※はるとゆあは美桜の双子の弟と妹


「今2人とも留学中でしょ〜?美桜も前に半年間だけ留学してたよね〜?」



「うん、でももう少しで1年経つから帰ってくると思う、ていうか私も本当なら1年間留学できたのに先生が強制的に私を帰らせたから半年だったじゃん!!!」


美桜はほっぺをプクッとさせ少し怒った表情をして言った。湊も苦笑いしながら言った。


「あの時は美桜の腸が壊死しかけてから仕方なかったの〜笑
でもその後また留学したならいいでしょ?笑」


「そうだけどみんなと一緒の時期が良かったの!」


「そっかそっか笑」

湊は美桜の頭をポンポンとし、落ち着かせるように言った。

「先生〜、お風呂入りたい」


美桜はいきなり湊にお願いをし始めた。湊も急な美桜のお願いに驚いた


「お風呂?1人で大丈夫?」


「ん〜わかんない……」


「じゃあ美優ちゃんに手伝ってもらおっか、もう少しで帰ってくると思うから先生と一緒に待っていようね」


湊と美桜は悠斗と美優を待っている間美桜の昔話をしたり、美桜の学校の話を聞いたりして待った













しばらくすると悠斗と美優は帰ってきた



ストーリーメニュー

TOPTOPへ