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My life

第31章 治療②

蒼side

ただでさえみおはお尻の注射が苦手なのにそれを4本はキツかったよな……



しかも4本されるって知らなかったなら、先生に面と向かってバカとか大っ嫌いとか言いたくなる気持ちもすごくわかる


でも恐怖の時間を短くしてくれた樹先生の思いやりなんだけど、それにまだ気づけないよな……苦笑



樹先生の思いやりなんだろうけど、注射4本連続で刺すとき、あれはさすがに強引だったような気がするな苦笑



まぁそこには触れないでおこう



そろそろマッサージを始めて2分経ったと思うから次は本格的に中のマッサージをするかな〜


俺がみおの部屋に来た時からみおはもうぐったりしていたから、とっくに限界は超えてるよな



樹先生がマッサージをやめて突起の着いたゴムを指にはめ始めた



俺はみおの気をそらすことに徹しますか



「そろそろ薬が効いてきたみたいだから中の方もマッサージしようね〜5分経ったら終わるからね〜、さっきと同じ体制になろうね」


さすがにもうみおは自分からは動かない



樹先生はそんなみおを見て俺と目を合わせた



強行突破ってことですね……苦笑



「みお〜ごめんね〜少しだけだから頑張るよ〜」




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