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My life

第32章 優しい湊先生

美桜side


湊が部屋を出て1時間が経った


んっ……



ふぁ〜今何時だろう……



時刻は11時30分をすぎていた



トレーニングルームから帰ったのは9時30ぐらいだったから2時間ぐらい寝てたのか




なんかさっきからお尻に違和感がある気がする。おしりを触ってみると固くて何か入ってるようだった




プラグが入ってる……。




なんか寝てる途中で湊先生がお尻になにか入れてたような気がする。たぶん栄養剤を入れられたのかな



はぁ……。もうほんとにいやなんだけど



今動いたらなおさら排便欲求が強くなるだけだから大人しくベットの上にいないといけない



何もすることないし、もう眠くない



このまま部屋にいたらもうすぐ誰かが来ると思う



今は1人でいたい気分なんだよね



そしてみおはベットから降りて大きなガラス張りの外が見える窓の近くのソファーがある場所に行った



幸いそこは人影が少なく、行く途中も人に会うことも少ない



本を読むにはうってつけの場所だ




いつもならそこに座って本を読むが、今日は病院に入ってくる人や出ていく人、車が動いているのをただぼーっと見ていた



私も早く退院したいな…



1日だけでもいいから健康な普通の体になりたい…



太陽の光って気持ちいい



なんかねむく…なって…きた…な…



「スゥー…スゥー…スゥー…」




そうして美桜はソファーに横になって30分近く眠った






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