My life
第32章 優しい湊先生
しばらく湊先生に抱っこされているとドアがノックされる音が聞こえた
トントン
入ってきたのは樹先生だった
またあの治療される、、、、、
そう考えると無意識に湊先生に抱きつく力が強くなっていた
「大丈夫大丈夫」
湊は美桜を安心させるように背中を優しく撫でながら言った
「みお〜迎えに来たよ〜」
みおは湊の胸に顔を押し当てた
「あらあら苦笑」
美桜の様子を見た樹は苦笑いをした
行きたくない……
湊もみおと樹のやり取りを見て苦笑いしていた
「ほら行くよ〜嫌なことは早く終わらせた方がいいでしょ〜?笑、先生が抱っこしてあげるからおいで〜」
「……………」
早く終わらせた方が楽なのはわかってるけどやりたくないんだもん……
まだ心の準備できてないし……
今樹先生に抱っこされたらすぐにトレイニングルームに連れて行かれる
それだけは絶対に嫌だな
樹は呆れたように苦笑いしながらため息をついた
「樹、僕時間あるからみおをトレイニングルームまで送ろっか?笑
このままだとずっとみおは動かなさそうだし苦笑」
「そうだな苦笑、じゃあお願いするよ」
湊先生余計なこと言わなくていいのに……
そしてみおは湊に抱っこされたまま樹と一緒にトレイニングルームに連れていかれた