My life
第33章 お昼の治療①
みおは相変わらず静かに泣いていた
「まだ治療しないからまず泣き止むよ〜?
先生みおの好きなオレンジジュース持ってくるから少し待っててね」
そして樹はみおをベットにおろして、ティッシュを渡してオレンジジュースの用意をした
今みおは不安と恐怖でいっぱいいっぱいだからこっそりリラックスできる薬をオレンジジュースに混ぜとこうかな
少し苦くなるけどまぁ大丈夫かな笑
オレンジジュースを用意してみおのそばに行くと、少しみおは落ち着いていた
「みお〜持ってきたよ〜!どうぞ〜」
「ヒクッ…あ、ありがとうヒクッ…ございますヒクッ」
「どういたしまして〜(ニコッ)」
そしてみおは少しずつオレンジジュースを飲んだ
「………なんか苦い」
バレたかな?笑
「そう?笑、みおが泣いてたから少し苦く感じるんじゃない?」
「そうかな?まぁいいや…」
これはいい感じに場をしのげたかな?笑
そしてみおはコップに残っているジュースを全部飲んだ
「全部飲んだ?じゃあコップ貰うね〜、まだ治療しないから安心して大丈夫だよ〜」
みおはいつ治療をされるのかと不安そうな顔をしている
「ジュース飲んだばっかだからお腹チャポチャポでしょ〜?笑
先生と少しお話してから治療頑張ろうね〜」
「……ぅん」
美桜は消え入りそうな声で返事をした