
My life
第33章 お昼の治療①
「お疲れ様、最初に言っておくけどまだ終わりじゃないからね?」
「ハァ…ヒクッうッ…ヒクッ」
みおは俯いて涙を流した
樹はみおの好きな香りのついたタオルを渡し、オレンジジュースを少し渡した
みおは、もともとたくさんの量のジュースを飲んではいけないため少量ずつしか渡せない
しかし、みおにとってはオレンジジュースを飲むこと自体がご褒美なため少しは喜んでくれる
そんなとこが美桜の可愛い所だ
美桜はタオルで涙をふき、オレンジジュースを少しずつ飲んで少しずつ落ち着いていった
「そろそろ落ち着いた?」
美桜はコクっと頷いた
