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My life

第33章 お昼の治療①



「本当はあと1時間治療しないといけないけど、1番最初にみお頑張ったからあと30分だけ頑張ろ?」



「………ほんとに30分?」



「うん、先生約束するよ!」



「ん〜じゃあ頑張る、でも先生約束して欲しいことがあるんだけどいい?」



「内容によるけど、どうしたの?」



「30分じゃなくて15分にして!」



「ふっ笑」



「笑わないでよ!真剣なお願いなのに…」


美桜は少し頬を膨らませて呟いた


「何を言い出すかと思ったら笑
それはダメです!本当は1時間を30分にしたんだからそれで我慢して!」


「えー!じゃあ20分!お願い!!!」


「も〜笑ダメなものはダメです!笑さっさと始めるよ!!」



「じゃ、じゃあさちゃんと頑張るから25分!」



「もうこの話は終わり!ほらちゃっちゃと準備してくださいー!」


「ちゃんと治療頑張るから!お願い!」



「も〜、わかったから25分にしてあげる。ほら自分で脱いで椅子に座ってください〜」



「やった!ありがとうございます!」


やったとは言ったもののやっぱり治療されるのが嫌なみおは脱ぐのを渋っていた


「ほら頑張るんでしょー?はやくはやく〜」



樹はみおがやっぱり治療が嫌と思っている心を煽るようにイタズラな笑みを浮かべて言った



「…ぅん」



それでもみおは動く気配がなかった


「先生が5秒数える間にみおが動かなかったら先生1時間治療するよ?」


「えっ……」


「5…4…3…2…」


「わかったから!ちょっと待って!」


そしてみおは深呼吸をしてズボンとパンツを脱ぎ、いつもの椅子に座った


「よくできました」


樹はニコッと笑ってみおの頭を撫でた

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