My life
第34章 双子ちゃんとお姉ちゃん
「いい加減にしなさい!!ここは病院です。静かにしなさい。2人とも久しぶりに美桜にあって話したいのはわかるけど、まだ美桜は体調回復したわけじゃないの。だからゆっくりさせてあげて?」
悠斗が怒ると先程までうるさかった部屋がシーンとなった
「…………………」
そして2人はしょんぼりして黙った
「返事は?」
「……はい」
「…………」
悠和は静かな声で返事をしたが、優和は下を向いて黙ったままだった
「はるは返事ができてよろしい、ゆあは?ちゃんとお返事しない子はもう帰っていいよ。」
優和は涙目になっていた
「……帰りたくない」
「じゃあお返事をしてください。分かりましたか?」
「……はぃ」
優和は消え入りそうな声で涙目で返事をした
すると悠斗は優しそうな顔で優和の頭を撫でた
その光景を見ていた美桜は苦笑いだった
「そこまで言う必要ないのに苦笑」
美桜も涙目の優和の頭を優しく撫でながら言った
「ちゃんと言わないとダメだから!みおもまだ体調回復したわけじゃなんだからね」
「……ぅん」
そして悠斗は仕事があると言って部屋を出た