My life
第34章 双子ちゃんとお姉ちゃん
「ごめんね〜」
チクッ
湊は針を刺した
「いやぁぁぁぁぁヒクッやだぁぁぁヒクッ泣」
優和のいつもの注射は筋肉注射だから針を刺すだけでも痛いが、薬液を入れるのはさらに痛い
「痛いね〜今から薬入れるよ〜、頑張れ〜」
そして湊は薬液を注入し始めた
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!ヒクッやだぁぁぁぁヒクッうッいたぁぁぃヒクッグスンうッえぇぇーんやだぁヒクッ大泣」
「嫌だな〜あともう少しだから頑張れ」
悠斗は痛みから逃げようと動こうとする優和を抑えながら声をかけた
「終わったよ〜!頑張ったね〜あともう少し頑張ろうね〜」
筋肉注射は注射したところを揉まないとあとから痛くなる
注射したばかりで痛いがここまで頑張ってもらわないといけないな
そして湊は優和の注射した部分を揉み始めた
「いたぁぁぁぃヒクッ…やだぁヒクッ…やめてヒクッ泣」
優和はもう疲れ果てて静かに泣いていた
「痛いね〜ごめんね〜、もういいかな〜頑張りました〜」
湊は優和の頭をポンポンと撫でた
そして湊と潤は血液を検査に持っていき、片付けをした
優和は悠斗に抱っこされて泣いていた
「ヒクッ嫌だった…うッグスン痛かった…ヒクッ」
「痛かったな、よく頑張りました」
悠斗は優和の頭を撫でてあやす様に慰めた