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湊side

約束のご褒美を持って美桜の部屋に行った


「ゆあちゃーん！はるくん！約束のご褒美持ってきたよ〜」


悠和は湊先生の所へ走っていった


優和はまだ泣き止んでおらず、ぐずっていた


「先生ありがとう〜」


悠和は湊から少し大きめの棒付キャンディーを貰うと満面の笑みを浮かべてお礼を言った


「ゆあも貰う？」


羨ましそうに悠和を見ている優和に悠斗が声をかけると優和は無言で頷いた


そして悠斗は優和の背中をポンポンと一定のリズムで叩きながら湊の方へ行った


「ゆあちゃんもどうぞ〜、よく頑張りました〜！」


湊は優しそうな笑顔で優和の頭をポンポンと撫でながら棒付きキャンディーを渡した


「ﾋｸｯ…ﾋｸｯぁりがと…ﾋｸｯ」


「どういたしまして〜」


湊は優和の頭を撫でながらニコッと笑って返事をした


「良かったね〜！お家に帰ってから食べようね〜 はるもわかった〜？」


「うん！」


湊からご褒美を貰った2人は嬉しそうな顔をしていた