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My life

第44章 嫌々ちゃん


悠斗「みお?もうごちそうさまするの?ほとんど残ってるよ?」


美桜「もうお腹いっぱいだから片付けようかなと思って……」


悠斗「リンゴは半分近く食べてるからいいとして、お粥とお味噌汁と野菜を全部二口ずつ食べたらごちそうさましてもいいよ」


流動食自体あんまり美味しくないのにその中でも群を抜いて不味い野菜まで食べろって言うとか鬼じゃん



美桜「…ちゃんとお粥とお味噌汁は食べるから野菜は食べない」


悠斗「ちゃんと野菜も食べなさい。栄養士さんが栄養を考えて作ってくれてるんだからね?」


美桜「絶対野菜は食べない」


悠斗「はぁ……じゃあ分かったから。お父さんがすくったお粥とお味噌汁を二口ずつ野菜を少しの量の1口食べるか、自分ですくって野菜も含めて二口ずつ食べるかどっちか選んでいいよ。

その変わり、自分ですくうのはお父さんが認めないと1口のカウントにならないからね」


どっちにしても鬼の選択じゃん……


でも少しの量ってお父さんの少しと私の少しは絶対に違うしな……


でも1口でいいならお父さんの方がいっか


美桜「……ぉ父さんの方でいい」


悠斗「なら、まず美桜は座ってください。」


渋々美桜は椅子に座った

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