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My life

第48章 不穏の始まり

湊side

寒いのか……今からもっと熱が上がるな


点滴入れたいんだけどゆきちゃんは注射苦手だったよな


座薬にするか。嫌がりそうだけど仕方ない

座薬は熱が上がりきってから使おうかな


原因はなにかな


今外来では時期が少し遅めのインフルエンザが流行している


一応検査してみるか


感染した時のことを考えて結果が出るまで処置室に移すか


湊「ゆきちゃん?ちょっとお部屋移ろうね〜」


湊は熱でぐったりしているゆきを抱えて処置室へと行った


湊はPHSで潤にインフルエンザの検査キットとあとで厚めの毛布を持ってきてもらうように頼んだ


ゆき「ハァ…ハァしょちハァ…しつ?…ハァ痛いこと…ハァ…するの?……ハァ」


湊「大丈夫だよ〜すぐ終わるから、ちょっとだけ検査頑張ろうね〜」


ゆき「ハァ…ヒクッ…いやハァ…ヒクッ……」


湊「泣かなくて大丈夫だからね〜」


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